日本茶のある時間をつくる店

mirume



最高品質の日本茶を、日常に。 格式は下げず、敷居だけ下げる。

mirumeが目指すもの
最高品質の日本茶が特別で終わらず
日常に根づくこと。
格式は下げず、敷居だけ下げる
その設計をカフェとプロダクトの両方で実装しています。

格式を下げずに、敷居を下げる

mirumeは一見、矛盾して見えるかもしれません。天皇杯受賞や評価実績を掲げながら、店はカジュアルで、価格も日常的だからです。 でも私たちが下げたいのは“品質”ではなく、“入口の敷居”です。 「mirume」はお茶の現場で、若い芽・高品質な茶葉を指す言葉。私たちはその品質を、お茶ビギナーにも届く形に変換したい。 だからこそ、格式は守りながら、日常に入り込める設計を徹底しています。

入口の基準は「友達を誘えること」

mirumeのカフェ価格には基準があります。それは「友達を気軽に誘えること」。 安くするためではなく、お客さまも続けられる価格にするためです。 さらに、ただ提供するのではなく、淹れ方まで含めて体験として届けます。 家でも再現できる人が増えるほど、日本茶は“特別”から“日常”へ近づくと考えています。

物販があるから、体験に時間を使える

mirumeは、「物販はお茶好きな人にお茶の魅力を伝える場所」「カフェはお茶が好きな人を増やす場所」と位置づけています。 その結果、カフェでは「回転率(売上)」よりも、淹れ方や味の違いを丁寧に伝える時間を確保できています。 ここでの一杯は、飲んで終わりではなく、家でもおいしく淹れられる入口。 “続けられる日本茶”を増やすために、体験の設計を大事にしています。

mirumeが目指す未来

日常の当たり前に、日本茶を

私たちが目指すのは、「カフェに行く=コーヒー」の隣に、自然と「日本茶」が並ぶ未来です。 日本茶を“高級な嗜好品”に閉じ込めず、日常の飲み物として続く形に戻したい。 そのためにmirumeは、品質は落とさず、入口の敷居だけを下げる設計(友達を誘える価格・淹れ方まで伝える体験)を徹底しています。


茶葉の選定は、2つの視点で行う。

mirumeの茶葉選びは、2人の茶師によって設計されています。
松本浩の経験による“味の最終判断”と、松本壮真の“ビギナーに届く調整” ── この2つの視点で、茶葉の選定から仕上げまでを組み立てています。 緑茶のおいしさは、香りだけでなく、旨味・甘味・渋味のバランスで立ち上がります。ここが、香り中心の飲み物に慣れた人にとっては難しく感じやすいポイントでもあります。 だからこそ、旨味がきれいに出て、渋味が立ちすぎないように──「現場の評価軸」で芯を守りながら、“日常に続く飲みやすさ”に調整します。 品種名や産地名だけで語らず、選び方と仕上げ方で味をつくる。これがmirumeの基準です。


『天皇杯(2006年)』受賞茶師の松本 浩

『日本茶の革新者30人』に選出 松本壮真

品質に対して、適正価格を守る

日本茶には、ワインの格付けのような公的な“単一等級”があるわけではありません。 だからこそmirumeは、茶問屋や茶農家の基準で評価し、その品質に見合う価格を決めています。 高く見せるための価格ではなく、長く続くための価格。そこに一貫性を持たせます。

美味しさは、再現できてこそ価値になる

良い茶葉でも、淹れ方で味は大きく変わります。 だからmirumeは、急須でもティーバッグでも「美味しくなる手順」を一緒にお伝えします。 一杯の体験が、家の習慣に変わったとき、日本茶は日常に根づく。私たちはそこまでを価値と定義しています。

mirumeの約束

01 入口は「友達を誘える価格」で設計する
02  茶問屋・茶農家の評価基準で、選定と値付けを行う
03 香料で足さず、茶葉の力を引き出す
04 根拠のある説明をする(必要に応じて成分検査・分析)
05 言葉だけにせず、検査・分析で裏取りする
06 流行より、長く続く定番をつくる

味の説明を“雰囲気”にしないために、mirumeは検査・分析も活用します。 すでにカフェイン検査など、数字で確認できる範囲は裏取りした上で発信しています。 必要に応じて、旨味の指標(例:アミノ酸系)も含めて検証できる体制を整えています。





まずは“失敗しない入口”から(物販)

緑茶を普段あまり飲まない方には、まず「焙じ茶5種」「水出し5種」(どちらもティーバッグ)をおすすめしています。 苦味が少なく、淹れ方も失敗しにくく、それでいて「同じお茶でも、こんなに違いがあるんだ」と体験しやすい入口です。 実際に「全然違いますね」と言ってもらえるのは、この入口設計が効いているからです。


焙じ茶5種

水出し5種


せっかくなら、急須で(カフェ)

カフェでは、まず急須メニューをおすすめしています。 緑茶は、抽出温度で味がはっきり変わるのが特徴。旨味が出る温度、渋味が立つ温度があり、その違いが体験として分かりやすい。 mirumeには「初めて急須を見る」というお客さまも多いので、スタッフが淹れ方や選び方をしっかりサポートします。 一杯を“体験”として理解できると、家で飲む日本茶も一気においしくなります。


急須メニュー

同じ茶葉でも抽出温度で味わいが変わる



よくある質問

Q. なぜラテやパフェを出さないの?

A. 茶葉と急須の価値が伝わる入口をつくりたいからです。日本茶を“飲める人”を増やすことが最優先です。

Q. なぜフレーバーティーを出さないの?

A. 香りを足すのではなく、茶葉のポテンシャルを引き出す設計を磨きたいからです。烏龍茶や紅茶は“製法で香る”ものを扱います。

Q. なぜ流行に乗らないの?

A. 一過性のトレンドより、10年後も選ばれる「定番」を積み上げて、文化にしていきたいからです。